こんにちは、前回に引き続き今回は 高校編 を紹介したいと思います。
皆さんのお役に立てたらうれしいです。
中学校3年間,不登校だと進路がないんじゃないか?
と心配になりますよね。
でも、不登校でもちゃんと高校に行く道はあります。
もちろん普通に全日制に進む子達もいると思いますが、
今回はそれ以外の5つを紹介したいとおもいます。
中学編はこちら
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不登校特例校 4校
文部科学省の学習指導要領にとらわれずに
不登校の生徒にあった特別な教育課程を編成できる学校のことです。
国立市【NHK学園高等学校】 (全国に40ヶ所以上の集中スクーリング会場がある。)
TEL 0120-451-424
特 徴
NHK高校講座の視聴や独自のネット学習システムを通じた学習ができ、
自宅での学習が充実しています。
コースは3つ
自分のペースで効率よく学ぶコース月に1~2回又、年3~4日間登校。
独自のネット学習システムで、学習・レポートの提出状況や評価
達成度・スクーリングの出席回数・試験結果などが把握できます。
レポートもネット上で提出します。
社会で生きる力を育むコースで1年次年に2~4回登校。
1年次は登校日数がすくないですが
ネットを通じて信頼関係をつくり、
一人ひとりの個性を
把握していきます。
生徒自身もネットでのホームルーム
や双方向指導を通じて
担任や教科担当と
やりとりすることで
少しずつスクーリング
参加の準備をしていきます。
学校生活と人との関わりに慣れてきたら、遠足などのイベントに参加
するなどして活動の幅を増やしていくことができます。(自由参加)
先生や仲間と交流を深めるコースで週3日登校。
数学と英語の学習は個人の熟練度に合わせて学習を
進めていくことができます。
AI搭載のタブレット(英語と数学)で得意分野や苦手分野を割り出す事ができます。
そして、中学の振り返りから先取り
学習まで出来て理解度に応じた
問題に取り組む事ができます。
学園祭や運動会、遠足などのイベントや課外活動も充実しています。
NHK学園高等学校は卒業率が高く
94%で卒業者の57%が
大学や専門学校に進学しています。
詳しくは → NHK 学院高等学校
横浜市 【星槎高等学校】
住所:横浜市旭区青葉台4-35-1
TEL 045-442-8686
特 徴
熟練度別授業の導入
複数教員によるサポートがあります。
(1クラス25名前後で最大でも
28名となっています。)
一日の終わりに、全生徒が担任と
一日の取り組みについて
一人ひとり確認しながら声をかけ
明日につなげていきます。
を取り入れており社会的な
コミュニケーションの
技術を身につけ
より適切な対応方法
などを学ぶ授業です。
普段の行動を振り返り
グループで話し合いロールプレイを
することでより良い
コミュニケーションスキルを
体験的に学ぶことができます。
キャリアコースと進学コースを
どちらかを選ぶことができます。
進学コースは大学・短大・専門学校進学に向け基礎科目から徹底して学びます。
キャリアコースは社会に必要とされる人材を育成。
礎学力を中心に社会性を養っていきます。
詳しくは → 星槎学校学校
揖斐郡 【西濃学園高等学校】
住所:揖斐郡揖斐川町東横山1070
TEL 0585-52-2181
特 徴
モットーとしています。
・自然に恵まれた環境中で、
教職員やボランティアの皆さんと
生徒一人ひとりの自立を支
援しています。
・毎月定期的に親の学習会を
開催していて参加していただいてます。
・高校卒業後のことを考えて
社会的スキルアップやキャリア教育
にも力を入れています。
・学生寮があります。
学校説明会
大垣市 5/14 13時30分~
大垣スイトピアセンター学習室3-2
岐阜市 5/20 13時30分~
岐阜市文化センター 第一会議室
・見学や相談は随時
受け付けています。
詳しくは → 西濃学園高等学校
日置市 【鹿児島城西高等学校 普通科(ドリームコース)】
住所:日置市伊集院町清藤1938番地
TEL 099-273-1234
特 徴
「教室に入れない」あなたを入学から卒業までサポートします。
・テーブルマジックやリラクゼーションの授業でコミュニケーション能力を身につける事ができます。
・基礎を学び直し高等学校の学力を身につける事ができます。
・自宅での学習によるレポート提出等で35単位まで取得が可能。
詳しくは → 城西高等学校 ドリームコース
通信制高校・サポート校
通信制高校とは
週に何回 通うかを自分で選択出来る場合や年に1回の合宿に参加するなどの
登校スタイルがあり、学校によって異なります。
通信制高校は、スクーリングという登校日に授業を受けますが
その他に自分でレポートを提出したり、テストを受ける事により
単位を取得することが出来ます。
デメリットが2つ
・自分で勉強を進めていく
必要がある。
基本的には自学自習でレポートも
自分で教科書を見ながら
作成しなければならない。
・人との関わりが少ない。
一般的には週に1~3回が基本で
クラスも決まってはいません。
全日制や定時制よりもクラスメイト
や先生と関わる時間が少なくなります。
卒業することが出来れば
高校卒業資格がもらえます。
卒業条件
①在籍期間3年以上
②3年間で74単位の取得が必要
(編入や転入の場合は前の学校で取得した単位を含むことができる。)
③3年間で特別活動
30単位以上の取得が必要。
特別活動とはホームルームや体育祭
修学旅行といった行事のことです。
詳しくは → 通信高校比較サイト
または ○○県 通信制高校 で検索でも出てきます。
サポート校とは
通信制サポート校とは
学校教育法で認められていない
民間の教育機関でサポート校のみでは高卒資格を取得できません。
しかし、サポート校は学習支援や
精神的なケアが受けられるため
サポート校に通うことにより挫折せず
3年間通信高校で頑張れる可能性があります。
私立の通信制高校はサポート校とセットで通うケースが多いです。
定時制高校
定時制高校とは
全日制高校とは異なる時間にも授業を行っている学校のことです。
基本的には平日に毎日通います。
通信制とは異なり、通学して集団授業で学ぶスタイルになります。
定時制高校には様々な年齢の人が通っており10代が最も多いですが
20代以降が10~20%
30代以降は2~3%程度です。
定時制高校のうち5割ほどの学校では給食があります。給食費は月に5000円程度です。
・「夜間定時制」
夜の時間に授業を行う。
・「昼間二部定時制」
朝と昼の時間に授業を行う。
・「三部制」
朝・昼・夜の時間帯に授業を行う。
一日の授業時間が4時間程度の場合は、
基本的に4年で卒業する人が多くなります。
3年で卒業するか4年で卒業するかは
学校と相談する必要があるので
学校を選ぶ前に確認しましょう。
定時制高校の入試
①学力テスト国・数・英
(学校によっては理・社もある場合あり)比較的簡単!!
②調査書
③面接・作文
(コースによってはない場合もある)
※不登校生などのための「チャレンジ校」であれば、学力テストや
調査書の提出は必要なく、作文と面接での入学が可能です。
詳しくは → 定時制高校 一覧
↑載っていない定時制高校もあるみたいなので
○○県 定時制高校 と検索して確認した方がいいかもしれません。
高等専修学校 現在約400校
高等専修学校とは
全日制のように毎日登校して
週33時間の授業を受けます。
全日制と違うのは高校普通科の
教科と専門教科の両方が学べます。
そのため、好きな事や得意な事など
適正にあった分野を中心に学ぶ事ができます。
学習指導要領に縛られないため、
学校ごとに
特色のある自由なカリキュラム
が組まれています。
仕事に活かせる資格を取得出来ます。
小学校・中学校不登校だった子の
セーフティーネットにもなっています。
各学校により選考方法が大きく異なる
ので入学案内をしっかりと
調べましょう。
詳しくは → 高等専修学校 詳細
詳しくは → 高等専修学校一覧
高校卒業程度認定試験
試験の合格者は
国立・公立・私立などの大学や
短大専門学校を受験
することができます。
また、認定試験の合格は就職や
各種資格試験等においても
活用することが出来ます。
ただし、
最終学歴は高等学校卒業
とはなりません。
(学歴は中卒)
合格者の定員は定められておらず、試験の結果学力が一定の基準に達している
場合に合格者となります。
認定試験は16歳になる
年度から受験でき、
年に2回(8月・11月)
に試験があります。
高卒認定合格に必要な
科目は8科目以上です。
詳しくは → 高校卒業程度認定試験
最後に
調べてみたら、沢山の選択肢
がある事にビックリしました。
不登校で色々心配でしたが
少なくとも進路については
少し安心しました。
もし、進学できなくても
就職する道もありますよね。
職人さんなど手に職をつけて
仕事するのもいいかもしれません。
パソコンが得意な子ならプログラマーなど
技術を磨けばまた別の道もひらけます。
お子さんにあう道が見つかる事を願っています。
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